法面工事とは

法面(のりめん)工事とは、切土や盛土により作られた人工的な斜面が崩れないように補強する仕事です。

一度法面工事を施した箇所であったとしても、経年による風化や浸食によって、崩れやすくなってしまいます。私たちは行政から依頼を受け、そういった危険な場所を特定し、適した施工方法で事故を未然に防いでいるのです。

法面工事の工法

用途・目的が多種多様である法面工事は、足場の設置から始まり、植生基材吹付や各種植生マット・シート工、抑止を目的としたアンカー工など幅広く、それらを自社所有の機械にて施工します。

私たちは確かな技術力で、確実で安全な施工を実現します。

法面足場の設置

施工の難しい傾斜地において、安全な足場・構台を設置いたします。

水平でない地面というのは足場にとって大敵の一つです。法面ブラケットを使い、宙に浮かす形にするか、足場板やジャッキベースを上手く使って斜面に足を立てるか的確に判断する必要があります。

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各種吹付工

現場調査をもとに、雨等による表面水で起きる崩壊や風化の予防・保護や小規模の浮石落下による事故防止等を目的に、モルタル吹付、コンクリート吹付、植生基材吹付などの施工を行います。

 

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植生マット工・シート工

崩壊した斜面に草木の種、肥料が附いているマット(植生マット)を張り付けて、斜面を保護しながら緑化する工法です。その現場に合った植生マット、植生シートを貼り付け、法面の植物による早期緑化を図ります。

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現場吹付法枠工

急傾斜での植生基盤材の保持を目的とした簡易吹付法枠から、法面の崩壊を抑止する法枠工の施工により、法面の安定を行います。

 

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アンカー工・鉄筋挿入工

すべり対策として、鉄筋挿入工やアンカー工は、さまざまな土質、岩質の特徴を熟知した技術者が豊かな知識と技術により確実な法面の安定と補強を図ります。

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取り扱い工事品目

足場工 コンクリート吹付工
橋梁足場工 植生基吹付工
鉄筋挿入工 植生マット工
アンカー工 植生シート工
吹付法枠工 種子吹付工
簡易法枠工 特殊配合モルタル吹付工
モルタル吹付工